ローテクなるものをハイテクで。

金沢での会議のために早朝に駒ヶ根を出た。
中央自動車道で土岐JCTまで行き、そこから東海環状自動車道で関JCTへ、
東海北陸自動車道を北上して、ひるがの高原SAで一休み。
生まれて初めて通る道と景色。
信州は山の中だけれども、岐阜県も山が多い。
庄川インターで下りて、一般道を白川へ。
せっかくなので、白川郷を少しばかり散策、昼食はお蕎麦。
時は秋、稲刈りの真最中。
黄色い稲穂の海に合掌造りの家々が浮かび、コスモスの花がゆれていた。
そして、日本の(かなり)古き良き時代の農村共同体の姿を垣間見た感じがした。
かつて、日本経済が高度経済成長を遂げた頃、
日本の地方の多くの部分が取り残されたと思われたもだった。
だがしかし、環境の時代といわれる21世紀、
最後尾を走っていたランナーが、いまや最先端になりつつある。
ローテクなものが、ハイテクの技術をもって、最先端を走り出そうとしている。
白川インターから再び高速道路に乗り、小矢部砺波JCTへ。
今度は北陸自動車道で金沢西インターへ。
予定通り、14時からの会議に間に合いました。
ホテル日航金沢での会議は、たいへん有意義な内容でした。